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『高次脳機能障害を生きる〜当事者と家族〜』に参加して
ITSUKI 姉 2016/9/4(Sun)
弟(当事者)と一緒に、大阪YMCA会館で行われた『高次脳機能障害を生きる』〜当事者と家族〜(朝日新聞厚生文化事業)の講習会に参加してきました。
とても興味深い内容の講演でした。
なかでもご家族が脳損傷を負ってしまったことがきっかけで、(必然的に)家族会を起ち上げられたという広島市と堺市のお二人の有志を交えてのシンポジウムは、すごく有意義な時間だったと思います。
お二方それぞれの素晴らしい活動
●NPO法人高次脳機能障害サポートネットひろしま 理事長/濵田 小夜子さん
(理想的な形態…充実のサポートとネットワーク!)
●堺脳損傷協会 刊行本:交通事故 「事故当初」から「地域の暮らし」まで 会長/納谷 保子さん
http://www.nayaclinic.com/bias/sk_kankou.html
(一般的な情報を伝える本ではなく、当事者家族の声を盛り込んだ本)
また、「臨床美術士」という聞き慣れない肩書きを持つ茅原ゆかりさん(高次脳機能障がい 当事者)が
デンマークで一年間滞在した、障がい者も健常者も一緒に学び暮らしている「北欧独特のフリースクール」のお話も興味深かったです。
茅原ゆかり(かやはら・ゆかり)さんの
クリニカルアート(臨床美術)ワークショップ、
今度ぜひ弟を連れて行ってみたいと思いました。
講演中は(たぶんよくわからないまま)ずっと話に聞き入っていた弟ですが、
帰りの車に乗った瞬間「あれ?どこ行ってたんだっけ?」と言っていました。。。泣
(Text:ITSUKI 姉)