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県下すべての市町村への要請・懇談を終えて
ー高次脳機能障がい 充分に理解を得られていない実態ー
温度差に驚く 【2016.11.5 岩本】
今回、県下全ての市町村長との懇談会を行ってきましたが、高次脳機能障がいと云う障がいの認識において、認識、対応に市町村によって大きな差があることが解りました。
4月に障がい者差別解消法が施行されたとは云え、障がい者に対する差別、偏見が深いこともわかりました。
高次脳機能障がい者を職員として雇用している町、高次脳機能障がいのリハビリ治療が可能と広報で知らせている町があるかとおもえば「高次脳機能障がい」と云う障がい名も承知していないと云う実態も見られました。
こうした実態からして、私達障がい者を抱える家族の取り組みの弱さも感じとることが出来たことは大きな成果だと思っています。
今回の取り組みを契機に、当事者、家族の要望が一つでも実現できるよう頑張って行きたいと考えています。
– すだち事務局長 岩本 -(季刊誌27号 掲載文より)
活動の積み重ねが大切 【2016.11.5 福永】
本日、11名の会員達と障がい者対応の件で、徳島県庁へ要望に行かせていただきました。
今回で最終となった訳ですが、季刊誌27号(11. 1)にも「活動の積み重ねが大切」と掲載させていただいてありますが、決してこういった私たちの活動は、今回で終わりではなく、「これからが始まりだ」と、私は思っています。
私達すだち会はこれから「親亡き後」の事も考えると、やはり若い力が大切で、また活動していくのが必要だとも思っています。
そして、今回高知での日本脳外傷友の会 【第16回 全国大会】に参加された方のコメントの中にも、
「高知に行って元気をもらった(L.Mさん)」
「来年も参加したい(T.Iさん)」
「一番不幸だと思っていた(T,Mさん)」
等等、素晴らしいコメントも多数ありました。
加藤ゆかりさんの、「高知市文化プラザ」での授賞式の模様(動画 約2分)を見ていると、まるで我が事のように感動し嬉しく思えました。
こういった活動は、誰かが見てくれているものだと信じ、私は今後も日々取り組んでいきたいと思います。
– すだち当事者会員 福永喜久夫 –