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美馬保健所高次脳機能障がい交流会に参加して

 

9月16日(土)10時から美馬保健所にて高次脳機能障がい交流会が開催された。

 

定例会でもご指導いただいている南川先生と美馬保健所からは課長さんや進行役の主任さん他と徳島保健所や半田病院の看護師の方とか当事者やその家族ら合わせて約28名ほどの参加がありました。

家族会すだちの会員の参加は10名でした。

 

南川先生の講演では高次脳機能障がいの概要と高次脳機能障がいにおける怒りの感情とコントロール方法についてのお話があり

身近に起こりうる怒りの対処方法等は非常に興味深かった。

なお、この講演の資料は障害者交流プラザ3階事務所に保管しておきますので活用してください。

 

交流会においては当事者2グループとその家族3グループに分かれてそれぞれグループごとに当事者や当事者家族の持つ日常生活における日頃の不満や悩みなど意見の交換がなされた。

 

県外で発症して県内に帰ってきて脳障害等で病院に相談するに迷ったときは窓口である徳島大学病院内の高次脳機能障害支援センターがある。

自分を診断するに有用である“こうじのーと”を活用する。

障害は元には戻らないけど良くなっていく。

メモを取る習慣をつける。

どこに相談すればよいかわからなかった。

高次脳機能障がいについての認知度が非常に低い。

支援にかかわる方でも高次脳機能障がいについてあまりわかっていない。

仕事が続かない

看護してくれている人がいなくなったとき受け入れ施設がない。

病気以外で相談できるところが欲しい。

家族会を活用して悩みをうちあけ気持ちを楽にする。(ストレスの解消)

 

などなど多数の不満や悩みなどが話し合われ、その結果をみんなで共有した。

 

この交流会において日頃の悩みをうちあけて気持ちが楽になられた方、病気を抱えて悩んでいたことがうちあけられ一歩前に進まれた方など有意義な交流会に参加できたのではないかと思われます。

 

12時をもって閉会した。

 

美馬保健所の方々にはご多忙にもかかわらずこの有意義な交流会を開催していただきありがとうございました。これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。