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第18回徳島高次脳機能障がいリハビリテーション講習会の開催を終えて
11月10日(日)13時30分~16時 徳島大学藤井節郎記念ホールにて第18回徳島高次脳機能障がいリハビリテーション講習会が開催されました。
きたじま田岡病院・言語聴覚士北濵郁美先生より「高次脳機能障がいの集団リハビリテーションについて」のお話があり、当事者や家族への支援を行うため月1回院内外を問わず高次脳機能グループ訓練を実施し悩みや困ったことの相談また”障がいへの気づきの体験”など当事者と家族との交流の場を提供できないかと活動されています。
続いて特別講演として文筆業(脳が壊れたなど著書多数)の鈴木大介先生からは「当事者にとって易怒性(情動の脱抑制)とはどのようなものか?」についてのお話がありました。
次に鈴木大介先生と高次脳機能障がい徳島家族会すだちの会員である当事者と当事者家族の代表者による座談会が開催され、それぞれの立場での困りごとなどの意見交換が活発に行われました。
このリハビリテーション講習会開催の前に ”令和6年度高次脳機能障害支援普及事業地域支援ネットワークつくり検討会” が開催されました。
徳島大学病院の高次脳機能障がい支援センターよりセンター長の高木教授ほか高次脳機能障害の医療関係者や県の健康寿命推進課、県下の保健所の保健師、医療機関の医師や医療ソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士の方々や職業安定所等の就労関係者など高次脳機能障がいにかかわる県下すべてと言っていい関連機関の出席があって令和5年度の実績報告また関連協力施設の支援状況について吉野川病院の作業療法士、言語聴覚士の方より「吉野川病院での高次脳サロンの現状~活動報告と今後の展望~」の講演がありました。
県下の関連機関が集まって高次脳機能障がいについての検討がなされることついて家族会としては本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも高次脳機能障がいの支援体制のますますの充実と認知度の向上に皆さんのご協力をお願いいたします。
当日は家族会作成の南天九猿や当事者の作品展示がありました。